本日は、先日紹介したドッキングステーション「BenQ beCreatus DP1310」とMacユーザーに人気なドッキングステーション「CalDigit TS4」を比較していく。
どちらもいわゆる高級ドッキングステーションの分類で、それぞれ特徴もある。これから導入を検討している方の参考になれば嬉しい。
ちなみに、どっちが優れているという話ってよりは、◯◯をするデスクならこっち!といった感じの記事です。
ドッキングステーション導入で悩みまくっている方はぜひ最後まで読みすすめてほしい。
ではいってみよう!
・BenQ beCreatus DP1310!ワンタッチで映像出力切替可能な変態すぎるドッキングステーション
・【レビュー】最強のThunderbolt 4ドッキングステーション CalDigit TS4 を購入しました
※本記事はBenQ様より製品提供をいただき作成したPR記事です。製品のメリット・デメリットを素直にレビューしていきます。
Contents
BenQ beCreatus DP1310 と CalDigit TS4
BenQ beCreatus DP1310 の特徴
まずはそれぞれの大まかな特徴を紹介しておく。
まず、BenQ beCreatus DP1310 の特徴としては、本体に搭載されたグリーンの大きなボタン。このボタンは映像出力を切り替えるために使うボタンだ。
BenQ beCreatus DP1310 本体には、USB Type-C と HDMI2.1ポートが搭載されており、PC と ゲーム機 や PC と PC と接続といったことが可能。その状態で、ボタンを押すことにより、メインモニターの映像出力を変更することができる。
他にもDisplayLink でトリプルモニター環境の実現することが可能。MacBook Air のようなモニターを1台しか出力できないMacでも最大4K 60Hz を3画面までまで拡張することができる。
CalDigit TS4 の特徴
Macユーザーなら耳にしたことはあるであろうドッキングステーション CalDigit TS4。
最大の特徴はそのポート数の多さ。全18ポートも搭載していて、このポート数より多いドッキングステーションは中々ないだろう。(僕が知る限りはCalDigit TS4が1番多い)
Thunderbolt 4 にも対応しており、周辺機器を多数接続・高速でデータをやりとりするのであれば、オススメのドッキングステーション。
ポート数・種類の比較
DP1310 | TS4 | |
前面 | USB-C(36W・10Gbps) USB-A ×2(7.5W・10Gbps) オーディオジャック | USB-C(20W・10Gbps) USB-C(7.5W・10Gbps) USB-A(7.5W・10Gbps) SDカードスロット MicroSDカードスロット オーディオジャック |
背面 | USB-C(100W・10Gbps) USB-A(7W・10Gbps) USB-A ×2(480Mbps) HDMI 2.1 ×2 HDMI 2.0 x1 DP1.2ポート LANポート(10/100/1000Mbps) | USB-C(98W・USB4) USB-C ×2(15W・USB4) USB-C(7.5W・10Gbps) USB-A ×4(7.5W・10Gbps) DPポート LANポート(2.5Gbps) マイク入力 ステレオミニジャック |
ポート数 | 13ポート | 18ポート |
映像出力切り替え機能 | あり | なし |
モニター出力数 | 最大3画面(アプリ必須) | 最大2画面 |
BenQ beCreatus DP1310 がオススメな人
映像出力を頻繁に切り替えることがある
BenQ beCreatus DP1310 がオススメな人は作業デスクでゲームや他のデバイスに映像出力を頻繁に切り替える人だ。
Amazonで探せばHDMI切り替えるようなアイテムもあるが、ドッキングステーションと一体化した製品はそうそうない。BenQ beCreatus DP1310 なら映像出力の切り替えも非常にスムーズで、ボタンを押して数秒としないで切り替わる。
最大3画面のモニター出力ができるのも魅了的
MacやWindowsにアプリをインストールする必要があるが、最大4K 60Hz 3画面拡張できるのは非常に魅力的。MacBook Airを使っていて、モニターを1画面しか出力できないからと、デュアルモニターやトリプルモニター環境を諦めていた方は、BenQ beCreatus DP1310 を導入すれば、幸せになれる。
MacやWindowsもデバイスによって最大出力できるモニター数が決まっているけど、BenQ beCreatus DP1310 を使うだけで、単純にモニター数を増やせるのは導入する理由としては十分だ。
PCからPCへの切り替えはオススメしない(工夫が必要)
ちなみに、BenQ beCreatus DP1310 をPCからPCへの映像出力を切り替えするために導入するのは個人的にあまりオススメしない。
社用・私用PCを2台接続して、映像出力を切り替えたらめちゃくちゃ便利そうではあるが、実はこれ弱点があって、周辺機器まで切り替えてくれるわけではないのだ。
一応、Logi Flowと組み合わせることによってキーボードとマウスなら切り替えることが可能。
CalDigit TS4 がオススメな人
周辺機器をたくさん接続する
CalDigit TS4 がオススメな人は単純にポート数がたくさん必要な人。周辺機器をこれでもか!ってくらい接続したいのであれば、CalDigit TS4 一択だ。
背面には、USB-C ×3(入力以外のUSB-C)USB-A ×4ポートも搭載。WEBカメラやダイナミックマイク、スピーカーを接続してもまだ余裕がある。
SDカードスロット搭載・読み込みも早い
ちなみに、CalDigit TS4 にはSDカードスロットも搭載している。別途でSDカードリーダーを用意する必要がないのは嬉しいポイント。
読み込み速度も早いので、よくSDカードからデータを読み込ことが多いユーザーは、CalDigit TS4 を選ぶと幸せになれる。
価格が高いので敷居が高い
CalDigit TS4 はポート数も多く非常に魅力的なドッキングステーションなのだが、残念なことに価格がバグっている。Amazon価格で58,300円(記事執筆時点)。高性能なのはわかるが、ドッキングステーションに対して支払う金額としては、勇気がいる買い物となる。
どちらを買えばいいのか?
BenQ beCreatus DP1310 と CalDigit TS4 はどちらも良い点があるが、自分のデスク環境や使い方にあわせて購入するといいだろう。僕から伝えられるのは、映像出力切り替え機能があるかないかで選ぶのもいいが、ポート数で選んでも良い。
ポート数がそこまで必要ないのであれば、DP1310 がオススメ。たとえゲーム機や2台目のPCがなかったとしても、Fire TV Stick に接続して映像コンテンツを楽しむために使えばいい。
予算もTS4に比べると安価。デザインもよく。搭載ポートも優秀なので、周辺機器を複数接続する予定がないならDP1310 で幸せになれる
ポート数が複数絶対に必要!というのあれば、TS4一択。18ポートもあると安心感がハンパない。周辺機器を今後も増やしていく予定がある!というのであれば、少し高くてもTS4を購入した方が幸せになれる
自分の環境にあったドッキングステーションを選ぶべし
こんな感じで、BenQ beCreatus DP1310 と CalDigit TS4 の比較記事を終えたいと思う。どちらもそこそこ良い金額なので、どちらを購入していいのか悩むところではあるが、シンプルに自分の環境にあったドッキングステーションを選ぶのが良いだろう。
どちらもドッキングステーションとしての性能はかなり優秀。それぞれの特徴を理解して選びましょうね!
では本日はこのへんで!
最後までお読み頂きありがとうございます。
また明日の記事でお会いしましょう!
※下記記事も大変わかりやすくレビューしているので掲載しておく。