
本日はVITUREから販売されているXRグラス VITURE Pro XR グラス をご提供いただいたのでレビューしていく。
USB-C 1本でスマホやタブレット、パソコンと接続。VITURE Pro XR グラス から大画面映像を閲覧することが可能だ。別途外部モニターなど用意しなくてもメガネサイズのデバイスで、どこでも好きな場所で大画面で映画などのコンテンツを楽しめるが素晴らしい。

今回はVITURE Pro XR グラスの他にVITURE Pro ネックバンドもご提供いただいたので一緒にどんなアイテムなのか見ていこう。
発売日は2024年5月。価格はAmazonにて下記のようになっている。
価格はそこそこするものの性能面は非常に満足度の高い製品となっている。
※本記事は製品提供にPR記事です。製品のメリット・デメリットを素直にレビューしていきます


VITURE Pro XR グラス
外観・デザイン

見た目は普通のサングラスサイズ。この手の製品は縁部分が分厚かったり、装着してて少し違和感のあるような大きさなことがあるが、VITURE Pro XR グラスに関しては、周りから見ても普通のサングラスとして認識されそうなぐらいのサイズ感。

上部には度数調整ダイヤルが搭載。後ほど使い勝手の話をするが、これがあることによりメガネユーザーでもメガネが無くても度数調整が可能だ。

操作ボタンがこちら。電子調光フィルムや明るさや音量調整などの操作ができる。

こちらも後ほど詳細にお話するが、VITURE Pro XR グラス本体とケーブルがマグネット式となっている。
仕様
ディスプレイ | Micro-OLED |
解像度 | 片目:1920 × 1080 ※フルHD |
視野角 | 46° |
最大輝度 | 4000nit |
リフレッシュレート | 120Hz |
度数補正 | 0D 〜 -5D |
調光 / 透過率 | 2段階(0.5% / 40%) |
重量 | 77g |
VITURE Pro XR グラス レビュー
スマホやタブレットがさらに大画面で楽しめる

VITURE Pro XR グラス の最大メリット。それがスマホやタブレットがさらに大画面で楽しむことができるということ。
画像のようにケーブルをただiPhoneに接続するだけで、目の前にiPhoneの画面が表示。動画を見ているときにiPhoneを横にすればちゃんと横表示になり画面いっぱいに楽しめることができる。
※デバイスはUSB-C端子がDPモード(映像出力機能)が必要。
製品情報では135インチの大画面!とあるが、そもそも僕自身リアルな135インチを経験したことがない。だけど、目の前の大画面ってのは本当。めちゃくちゃ大きく見えるので、映画なども大迫力で楽しむことができる。
ちなみに音質もよく空間オーディオという機能が搭載されており臨場感が非常にある。まるで自分だけの映画館で見ているかのように楽しめる。
マグネット式なので接続が非常に簡単


個人的にすごいよく出みているなと思っているが、ケーブルのマグネット式。製品によってはUSB-Cをいちいち接続する必要があるんだけど、VITURE Pro XR グラスに関してはめぐネットでケーブルを着脱することができる。
これならカチッとマグネットで装着するだけで、すぐに使い始めることができるし、何かしら引っかかって無理な力がかかったとしてもマグネットだから外れてくれるだろう。
この部分をマグネット仕様になっているのは素晴らしい。
度数調整ダイヤルがマジで便利

VITURE Pro XR グラス には度数調整ダイヤルが搭載されている。これにより僕のようなメガネっ子でもある程度の視力ならメガネをかけずともVITURE Pro XR グラスを楽しむことができる。
調整範囲が0D 〜 -5Dなので、この調整範囲で難しい方は別途メガネやコンタクトレンズが必要となるかもしれないが、僕は十分な調整範囲なので、いつもメガネを外して装着しております。見づらいってことがなく、かなり重宝している機能だ。
電子調光フィルムでより鮮明に画面が見える


ボタンひとつで周囲の光をカットする電子調光フィルム機能が搭載しております。画像1枚目は電子調光フィルム機能がOFFの状態。2枚目が電子調光フィルムがONの状態です。
画面の輝度も4000nitsと明るて、とても見やすいのですが、周囲がきになる電子調光フィルムをONすれば集中できる空間を作り上げることができます。
自身は基本的に電子調光フィルムはONにして使っています。
MacBookで使えばディスプレイを増設できる

嬉しいことにスマホやタブレットだけではなく、MacBookに接続して使うこともできます。
この手の製品はMacBookに接続しても、頭を動かすとスマートグラスに表示されている画面も一緒に動いてしまうというデメリットがありますが、VITURE Pro XR グラス は専用アプリ「SpaceWalker for Mac」を使うことで、表示されている画面を固定することができるのです。
これによりMacBookに外部ディスプレイを使ったかのような作業環境を構築することが可能。
さらに・・・さらにですよ!!!

表示する画面のレイアウトを選択することが可能です。
2枚や3枚の画面を並列に並べたり、ウルトラワイドにしてみたり、縦長モニター(コーディングモード)を使ってみたりと、用途に合わせて好きな作業環境を構築できるのはマジで便利!
ただし、MacBookで使う場合はひとつ注意が必要で、Mission Controlがうまくいきません。
ウィンドウのひとつを VITURE Pro XR グラス用として使うような仕様のようなので、Mission Controlを頻繁に使う方は慣れが必要です。
VITURE Pro ネックバンド
外観・デザイン

次にVITURE Pro ネックバンドを見ていきます。全体像としてはこんな感じ。ネックバンドという名のとおり首にかけて使うアイテムです。

VITURE Pro XR グラスと接続するためのケーブルはもちろんマグネット式。着脱が簡単です。

VITURE Pro ネックバンドは充電式。充電や他アクセサリーと接続するためのUSB-Cポートが搭載されている。他にも後ほど紹介するハンドジェスチャー機能を利用するためのカメラが2つ搭載されている。

逆サイドには操作ボタンが搭載。電源ON・OFFや音量調整の操作が可能だ。
仕様
メモリー | 8GB / 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
バッテリー | 3280mAh |
最大可動時間 | 約4時間 |
Wi-Fi | 6.0E |
Bluetooth | 5.2 |
OS | Android 13 |
ハンドジェスチャー カメラ マイク AIシステム | 搭載 |
VITURE Pro ネックバンド レビュー
スマホやタブレットが無くても楽しめる

VITURE Pro XR グラスはスマホやタブレットの画面をさらに大画面にして楽しむアイテムだが、VITURE Pro ネックバンドと一緒に使うことで、スマホやタブレットなど用意せずともコンテンツを楽しむことができる。
VITURE Pro ネックバンドにはAndroid 13が搭載されており、アプリをインストールしてNetflixやU-NEXTを楽しむことが可能だ。
自然な装着感

実はこの手の首掛けデバイスを使ったことがない。当初は「首になにかかかってたら邪魔くさいんじゃないか?」なんて思っていたが、これが思いのほか自然な装着感なのだ。
特にVITURE Pro ネックバンドが重たいと思うこともないし、ずっと装着していられる。
むしろスマホやタブレットのようにケーブルを伸ばしてデバイスに接続しておくってよりもVITURE Pro ネックバンドのような首にデバイスが固定出来ている方がゴチャゴチャしていなくてスマートです。
スマホから操作可能

VITURE Pro XR グラス + VITURE Pro ネックバンドの組み合わせだとAndroid OSをどうやって操作するのか気になるところですよね。
安心してください。専用アプリ「Neckband Remote」を使うことで操作することが可能です。このアプリを起動させると、画面上にカーソルが現れて操作することができるのです。
反応もよく遅延ないので快適に操作することができます。
ハンドジェスチャーでも操作できる

先ほどもチラッと触れたが、VITURE Pro ネックバンドはハンドジェスチャーでの操作も可能。β版ってことで少し不安定なこともあるが、コツを掴めば操作できないことがない。
めちゃくちゃ未来感があって使っていて楽しい!
まだうまく使い切ることができるが、そのうち完璧に使いこなしてやりたい。
※ハンドジェスチャー機能は現在ベータ版として提供されており、動作がやや不安定な場合があります。
PXPlayが無料で使える

VITURE Pro ネックバンド には嬉しいことにPS4/5やXboxをリモートプレイすることができる「PXPlay」が標準でインストールされている。
Google Play を見ていると、本来なら約1,000円ほど課金が必要なアプリが無料なのは嬉しい。
これにより大画面でゲームをプレイすることが可能だ。
折りたためるから持ち運びもしやすい

一見持ち運びしづらそうなVITURE Pro ネックバンドだが、専用ポーチが付属してくる。さらにVITURE Pro ネックバンド自体が画像のように折りたたむことができるのだ。これは嬉しいポイント。
VITURE Pro XR グラスもサイズはサングラスぐらいなので、どこにでも持っていけるのは良いですよね。出張や帰省時に絶対持っていく!!!
まとめ

こんな感じで、VITURE Pro XR グラス と VITURE Pro ネックバンド のレビューを終えたいと思う。
今はまだゲームをしたり映画を見たりしているだけではあるが、そのうち持ち運びできる小型キーボードとマウスなんかも購入して、VITURE Pro XR グラス と VITURE Pro ネックバンド だけで作業できる環境を整えるのも面白いかもしれない。
この辺はまた別途記事にしてお届けしたいと思います。
では本日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また明日の記事でお会いしましょう!

