やってしまいました。
人生で初めてヘッドホンアンプ FiiO K7を購入したのが、2023年3月頃。まさか3ヶ月もしないで次のステージにいくとは思いませんでした。だってガマン出来なかったんだもん。
はい。そうです。
FiiO K7 より上位にあたる FiiO K9 を購入してしまいました。どうしても使ってみたかったんですよね。
本日は、FiiO K9 をレビューしていく!
Contents
FiiO K9
FiiO K9 は中国最大のオーディオ機器メーカーFiiOから販売されている据え置き型のヘッドホンアンプ。FiiO K7 でも十分に満足していたのだが、それ以上のモデルはどんなものなのか気になり過ぎて、夜もぐっすりなので購入に至りました。
めちゃくちゃカッコよくて、音質も最高です。
FiiO K9 仕様
DACチップ | ES9068AS×2 |
アンプテクノロジー | THX AAA-788+×2 |
デジタル入力 | USB タイプB×1系統 RCA同軸×1系統 TOS光×1系統 Bluetooth×1系統 |
アナログ入力 | 4.4mmバランスライン入力×1系統 RCAライン入力×1系統 |
アナログ出力 | 3ピンXLRバランスライン×1系統 RCAライン×1系統 |
ヘッドホン出力 | 4ピンXLRバランス駆動×1系統 4.4mmバランス駆動×1系統 6.3mmシングルエンド×1系統 |
Bluetooth SoC | QCC5124 (Bluetooth 5.1対応) |
Bluetooth対応コーデック | SBC AAC aptX aptX HD aptX LL aptX Adaptive LDAC |
対応サンプリングレート | USB:PCM768kHz/32bit、DSD512 (Native) RCA同軸:192kHz/24bit TOS光:96KHz/24bit |
ヘッドホン推奨インピーダンス | 16~600Ω |
ヘッドホン出力 | ≥1500mW (シングルエンド、32Ω負荷時/THD+N<1%) ≥200mW (シングルエンド、300Ω負荷時/THD+N<1%) ≥2000mW (バランス、32Ω負荷時/THD+N<1%) ≥780mW (バランス、300Ω負荷時/THD+N<1%) |
S/N比 | ≥124dB (A-weighted, USB入力時) |
THD+N | <0.00029% (1kHz/32Ω/A-weighted) |
ノイズフロア | <4.8μV (ヘッドホン出力、A-weighted, USB入力時) <7.1μV (バランスヘッドホン出力、Mediumゲイン、最大音量、USB入力時) |
重量 | 約2,660g |
付属品 | クイックスタートガイド AC電源ケーブル USB A to Bケーブル 6.3mm to 3.5mm 変換アダプター 交換用ヒューズ ラバーフット x6 縦置き用スタンド |
FiiO K9 サイズ
FiiO K9 はそこそこ大きめ。デスクに設置するのであれば、奥行き60cm以上は欲しいところだ。僕はモニター下に設置。”縦置き”にも対応しているので、デスク環境に合わせて”縦置き””横置き”をするといいだろう。
良くも悪くも存在は非序にある。
FiiO K9 各種名称
前面はこんな感じ。
FiiO K7とほぼ同じである。ボリュームダイヤルや入力・出力・ゲイン切替、各種マイクの入力端子がある。
頻繁に操作をすることはないが、ダイヤルがスイッチが多いと男心を非常にくすぐられる。
背面はこんな感じ。ここの細かい話は省くが、各種入力端子や電源用のDCジャックがある。他にも見てわかるぐらいのアンテナが搭載されている。
アンテナは…きっとBluetooth接続で役立つものだろう。初心者の僕にこれだけ入力端子があれば、まず困ることはない。
なぜ FiiO K9 にしたのか?
さてここでは、なぜ FiiO K9 にしたのか?について少し語らせてほしい。
そう、以前の記事で僕は、FiiO K9 Pro ESS の購入を検討していたのだ。それが、なぜ FiiO K9 ンになったのか?
理由は、デザインと予算である。
まず、FiiO K9 と FiiO K9 Pro ESS はほぼ同デザイン。だけど細かい点の違いがいくつかあって、ボリュームダイヤルが違うのだ。
FiiO K9 のボリュームダイヤルはカッコいいブラック仕上げなのだが、FiiO K9 Pro ESS はゴールド仕上げ。黒アイテムで揃えている僕にとって、そのゴールド仕上げのボリュームダイヤルがどうしても許せなかった。
あとは単純に予算。FiiO K9 Pro ESS の価格は14万円近く。いやさすがに高い。14万円もあれば、部屋の撮影スタジオで使うアイテムを買い揃えたり、部屋のレイアウトを変えたり、デスク周りのも揃えられてしまう。
えーそうです。14万円に日和ったんですよね。
なので、ボリュームダイヤルのゴールドが嫌だ!というのが言い訳っぽく聞こえてしまいますが、それはそれでいいです。それもまた事実なので。
僕は FiiO K9 には価格もデザインも音質にも満足しております。
FiiO K9 を使ってみて
実際にFiiO K9を使ってみた感想を語っていく。
FiiO K7から切り替えて、1番大事なのは音質、そしてデザインだったが、どちらもかなり満足のいくものとなった。FiiO K7 からのステップアップとして、FiiO K9 はとてもオススメできるヘッドホンアンプだ。
FiiO K7よりも音質がわかるくらい良い
まず音質の話。以前まで使っていた FiiO K7 も初心者の僕がわかるくらいに音質は良かったが、FiiO K9 はさらにそれを超えて音質が良いことがわかる。
マジで音質が良い。なんていうか高音も低温もしっかり出てるし、音が透き通った感じなんですよね。使っているスピーカー、ヘッドホンともにFiiO K9 を使えば音質のバージョンが上がります。
今まで当たり前に聞いていた曲が別物と認識したくなるくらいは良くなりますね。いやーヘッドホンアンプって奥が深い。これは沼って行く人の気持ちが何となくわかる。
操作方法は難しくない
操作方法もとても簡単。入力先と出力先を好きなところに切り替えて、ボリュームダイヤルでちょうど良い音量にするだけ。
あとは好きなケーブルで接続すれば最高の音楽を楽しむことができる。特に難しいスイッチなど無く初心者の僕にもとっつきやすいのは嬉しいポイントだ。
Bluetooth接続が可能
FiiO K9 は嬉しいことにBluetooth接続が可能。
なので、iPhone と FiiO K9 をBluetooth接続してスピーカーから音楽を楽しむ事ができるのだ。いちいちMacを立ち上げてSpotifyを起動させる必要がないのは良い。
他にも専用アプリからFiiO K9 のイコライザーなどの細かな設定を変更して楽しむことができる。これが1度触ってみると楽しくてあれこれ試しちゃうんですよね。もう最高かよ。
FiiO K9 の気になるところ
僕にとって、FiiO K9 はドンピシャな製品。価格・デザイン・音質、どれもをとっても最高なのだが、気にならないことがないわけではない。
FiiO K9 を使っていて気になる点がいくつかあったので紹介する。
OUTPUTスイッチが操作しづらい
スピーカーとヘッドホンの切り替えにOUTPUTスイッチを操作するんだけど、これが操作しづらいんだよね。FiiO K7のOUTPUTスイッチはレバータイプだったので、今どこにスイッチが切り替わっているのかがわかりやすかった。
だけど、FiiO K9は良くも悪くもスイッチがレバータイプではない。たまに間違ってLOに切り替えてスピーカーから爆音が流れるという自爆行為を何回かやらかしてしまったのである。
操作のしやすさはFiiO K7のレバータイプ。だけど高級感はFiiO K9。難し….
RGBインジケーターライトを好きなカラーにしたい
ボリュームダイヤルにはRGBインジケーターライトが搭載していてカッコよく光るんだけど、これが好きな色に光らすことができない。
再生サンプリングレートやBluetooth接続コーデックでカラーが決まってしまう。現状はカラフルに変化するように設定。
ここは自分の好きなカラーで発光をさせたい。
僕にとってFiiO K9はベストな選択
こんな感じで、FiiO K9のレビューを終えたいと思う。ヘッドホンアンプの世界にはFiiO K7でデビュー。さらに高みを目指したくて、FiiO K9と渡り歩いてきたが、マジでFiiO K9は最高ですね。
2023年買ってよかったモノにランクインするぐらい素敵な製品です。
たぶん、FiiO K9 Pro ESS を購入しました!なんてことはないかな。新型が登場するのであればまた変わってくるけど。
FiiO K9には大満足しております。
またしばらく使ってみた感想も記事にしたいと思うので、FiiO K9 を楽しんでいく。
では本日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また明日の記事でお会いしましょう!